Sリーグ第18節、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジュロンイーストスタジアムでヤングライオンズと対戦。
アルビSはリーグ戦17試合を終えて勝点38(12勝2分3敗)で首位に立っているもののここ2試合はタンピネス・ローバーズ、ブルネイ・ディーピーエムエムに2連敗。
2位タンピネスとの勝点差を1まで縮められてしまった。
最下位に沈むヤングライオンズを相手に今季全勝中のホームで確実に勝利し、再び上昇気流に乗りたい。
アルビSは今節も3-4-2-1のシステムを採用。
GKは17試合で14失点と抜群の安定感を誇るGK野澤洋輔。
DFラインは右からDF山田幹也、DF代田敦資、DF藤原賢土の3枚が並ぶ。
両サイドには右にDF免田朋己、左にはDF田中脩史。
中盤、2ボランチは今節もMF稲葉修土とMF長崎健人。
前線には2試合連続ゴール中のDF熊田瑠偉、そしてFW鎌田啓義とFW河田篤秀が入る。
対戦相手のヤングライオンズはここまで勝点9(2勝3分12敗)の最下位。
リーグ最少の15得点、そして最多の44失点と苦しいシーズンが続いている。
リーグ最下位初戦となった前節も1-3で8位のバレスティア・カルサに敗れ、復調の兆しは見えていない。
今季2度の対戦ではいずれもアルビSが大量得点を挙げて勝利しているだけに今節も攻撃陣の爆発に期待したい。
夏休み唯一のホームゲーム、サポーターと共に勝利を掴み、初のリーグ優勝に向けてシーズン終盤戦に繋げたい!
試合は予定通り19時30分キックオフ。
開始早々の1分、熊田のインターセプトから抜け出した河田が倒されるとゴール正面でFKを獲得する。
このFKを長崎が直接狙うが壁に弾かれてしまう。
12分、右サイドから免田のクロスが流れると逆サイドの田中へと繋がる。
田中が中央へ送ると熊田が落とし、鎌田が左足でシュートを放つが枠を外してしまう。
15分には右サイドでFKを獲得、長崎のクロスに中央で免田が合わせるがシュートはゴール左へ逸れる。
18分、中央の河田が右サイドの免田へ送ると免田は鋭いクロスを送る。
ゴール前で触れば得点というところだったが熊田には惜しくも合わない。
完全にボールを支配し攻撃を続けるアルビSは20分、長崎のCKに免田がニアサイドでダイビングヘッドを試みるがシュートは僅かに枠を外れてしまう。
26分には右サイドからのアーリークロスを河田がヘディングで落とすと最後は鎌田が右足でシュート、しかし相手GKに防がれてしまう。
なかなか先制点を奪えないアルビSだが37分に決定機を迎える。
右サイドから免田がクロスを送ると熊田が中央で高い打点のヘディングシュート。
強烈なシュートだったがクロスバーに弾かれてしまう。
前半終了間際のアディショナルタイムには河田がゴール正面から左足で強烈なミドルシュート。
しかしこれも相手GKに弾き出されてしまいスコアレスで前半を終える。
アルビSは再三のシュートチャンスもゴールに結びつかず、無得点で試合を折り返す。
後半よりアルビSは鎌田に代えて、MF乾達朗を投入し先制点を狙う。
すると後半開始早々の46分、山田のロングフィードを河田がヘディングで裏へ送ると免田が右サイド裏へ抜け出す。
ボールを受けた免田は角度のないところから右足で強烈なシュートを放つとこれがゴール左隅に突き刺さりゴール!
免田の目の覚めるようなゴールでアルビSがついに先制点を奪う!
追加点を狙うアルビSは59分、藤原からボールを受けた河田が左足で狙うが枠を越えてしまう。
61分には河田とのワンツーで左サイド突破した田中が中央へクロスを送るが僅かに合わない。
逆に63分、右サイドからクロスを許すとファーサイドで折り返されてシュートを放たれる。
この試合初めてゴール前まで持ち込まれたがここは野澤が落ち着いてセーブ。
70分、熊田に代えて、MF地頭薗雅弥を投入する。
73分には長崎の浮き球パスに抜け出した乾が左足でループシュート。
しかし相手GKの好守に阻まれてしまい追加点とはならない。
78分、ショートコーナーから強烈なシュートを許すが野澤が弾き出し相手に得点を許さない。
直後の79分には左サイドを突破した地頭薗が角度のないところから左足で強烈なシュート。
しかしこれも相手GKに防がれてしまう。
81分、ラフプレーにより相手選手が退場。
残り10分を切ってアルビSが数的優位に立つ。
82分、地頭薗のFKのこぼれ球をゴール目前で拾った代田がシュート。
決定的だったがゴールライン上でクリアされてしまう。
続く83分、今度は地頭薗のCKから河田が強烈なヘディングシュートを放つがこれもゴールライン上でクリアされてしまう。
相手DF陣の必死な守備を崩せずなかなか追加点が奪えないアルビSだったが84分、相手DFの横パスを奪った長崎がそのまま持ち込み右足でゴール。
相手のミスを見逃さなかった長崎の貴重なゴールで追加点を挙げる!
85分、アルビSは山田に代えて、FW三根和起を前線へ入れる。
すると87分には三根が左足でミドルシュートを放つが相手GKの正面を突いてしまう。
このまま試合終了かと思われた90分、地頭薗のロングフィードに抜け出した乾が左足で落ち着いてゴール右隅へ流し込み3点目!
さらにアディショナルタイムには右サイドから乾のクロスを長崎がヘディングで決めて4点目!
アルビSが立て続けにゴールを奪い、試合終了。
最下位相手になかなかゴールを奪えなかったアルビSだったが終わってみれば4ゴールを挙げて快勝。
リーグ戦3試合ぶりの勝利で首位を守った。
2016 Sリーグ 第18節
【日時】
2016年8月11日(木)19時30分 キックオフ
【対戦相手】
ヤングライオンズ
【会場】
ジュロンイーストスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 4
ヤングライオンズ 0
【アルビS得点者】
免田朋己 (46')
長崎健人 (84')
乾達朗 (90')
長崎健人 (90')
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