Sリーグ第3節、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はウッドランズスタジアムでウォーリアーズと対戦。
ここまで勝利のないアルビS、今節はアウェイで昨年の優勝チーム、ウォーリアーズとの一戦を迎える。この2戦は1点もあげることができず、自慢の得点力は影を潜めたままだ。
試合は落雷警報により1時間半遅れの21時キックオフ。集中を切らすことなく、今日こそは攻撃陣が力を発揮しアウェイながらも勝点を持ち帰りたい。
前半からリズムよくパスを回すアルビSは早い段階からチャンスを作り出す。MF木暮郁哉が軸となり左右にボールを配給、タメが出来たところをサイドに張り出したFW多木理音とFW河田篤秀が前線まで持ち込みチャンスを演出する。
すると20分、中央のMF稲葉旬よりパスを受けた多木が中央やや左から右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートが相手GKの手を弾きゴール、アルビSは幸先の良い先制点で弾みをつける。
28分にはこの試合初めてのピンチを迎えるがGK野澤洋輔がビッグセーブでチームを救う。
波に乗ったアルビSは34分、河田の右からの速いクロスが相手DFのクリアミスを誘いオウンゴール。ラッキーな形で追加点を奪うことに成功する。
その後はアルビSが怒涛の攻撃を見せ、42分には木暮からボールを受けた河田が正面やや右からミドルシュート。低い弾道が突き刺さり3点目。
さらに44分には右サイドで相手をうまくかわした河田が、前を向きざまに浮いたボールをシュート、25m付近から放たれた強烈なシュートは弧を描きそのまま決まり4点目!
相手にほとんど形を作らせないまま中盤を支配したアルビSは強力FW陣の爆発的な得点力で一挙に4点を奪い前半を終える。
後半も、ボールをつなげない相手に対してアルビSは中盤を完全に支配。相手のロングボールを跳ね返しセカンドボールを拾いながらチャンスを作る。
すると48分に右CKの流れから、中央でボールを拾ったMF水野輝がシュート、これが右隅に決まり後半開始早々に5点目をゲット!
その後は相手の縦パスがつながりチャンスを作られ始める。しかしDF陣が集中を切らさずしっかり対処。素早いチェックと要所をしめた対応で試合を支配し続ける。
73分にはFW井畑翔太郎に代わって入ったMF長崎健人が中盤左でボールを受けるとそのまま持ち上がり、右足で放ったシュートが見事に決まり6点目!
試合終了前には、最後の力を振り絞った相手の攻撃陣にさらされるが、フリーで打たれたシュートも野澤が全て見事にセーブ。そのまま相手をゼロに抑えて試合終了。
開幕3戦目での初勝利は6-0と昨年の王者を圧倒して勝点3を得ることに成功した!
2015 Sリーグ 第3節
【日時】
2015年3月14日(土)21時00分 キックオフ
【対戦相手】
ウォーリアーズ
【会場】
ウッドランズスタジアム
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 6
ウォーリアーズ 0
【アルビS得点者】
多木理音 (20')
オウンゴール (34')
河田篤秀 (42')
河田篤秀 (45')
水野輝 (48')
長崎健人 (73')
試合の様子は公式ブログやALB.S TVでご覧いただけます。
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