シンガポール史上初の4冠達成!全タイトル制覇で歴史に名を刻む!


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シンガポールカップ決勝、アルビレックス新潟シンガポール(アルビS)はジャランべサルスタジアムでタンピネス・ローバーズと対戦。

9月の準決勝でバレスティア・カルサを下して2年連続の3度目の決勝進出を決めたアルビS。
今季最終戦はコミュニティシールド、リーグカップ、Sリーグに続いて前人未到の4冠達成を懸けての大一番となる。

アルビSは7月のシンガポールカップ準々決勝第2戦以来の4バック、4-1-4-1のフォーメーションを採用。
GKには守護神GK野澤洋輔。
DFラインは右からDF免田朋己、DF代田敦資、DF藤原賢土、DF田中脩史が4バックを形成。
1ボランチにはDF山田幹也。
そして中盤には右からFW鎌田啓義、MF稲葉修土、MF長崎健人、FW河田篤秀の4人が並ぶ。
1トップはリーグ最終節に続きDF熊田瑠偉が入る。

対戦相手のタンピネス・ローバーズは準決勝ではセレス・ラ・サー(フィリピン)を敗っての2012年以来4年ぶり、7度目の決勝進出を決めた。
2006年以来10年ぶり3度目の優勝を目指す。
今季は6月に前指揮官がシンガポール代表監督に就任したためシーズン途中に監督交代。
リーグ優勝こそ逃したものの新監督のもとでリーグ戦12試合30ゴールと圧倒的な攻撃力で最後までアルビSを追走してきた。
MFジャーメイン・ペナントはもちろん、昨年日本代表を苦しめたGKイズワン・マハブドを始めとしたシンガポール代表14人を抱える布陣はリーグ屈指だ。
今大会が今季タイトル獲得の最後のチャンスとなるだけにこの試合に懸けるモチベーションは今まで以上に高いに違いない。

今季公式戦での対戦成績はアルビSの2勝2敗、4試合で互いに6得点6失点と完全に五分。
しかしながら3日前のリーグ最終節では早い時間帯に先制点を許すとタンピネスの攻撃陣が爆発、5ゴールを献上してしまった。
大敗から中2日だがこの決勝戦に向けて気持ちの切り替えは出来ている。

2月に開幕した2016シーズンもいよいよこの試合が最終戦。
シンガポール史上初の全タイトル制覇へ、舞台は整った。
選手、監督、スタッフ、サポーター、このクラブに関わる全ての人の力を結集し、ここシンガポールに伝説を残そう!

試合は予定通り20時キックオフ。

3分、浮き球パスに反応した熊田がオフサイドラインギリギリで左サイドを抜け出す。
熊田は左足で中央に送るが走り込んだ鎌田には届かない。

6分、中央突破から右サイドへ展開されるとそのままシュートを許す。
しかし相手のシュートは枠を越えて事なきを得る。

14分には左CKを与えるとニアサイドへ送られる。
しかしこれは代田がしっかりブロックしシュートを許さない。

16分、左サイドから田中がクロスを送ると熊田が飛び込む。
このセカンドボールをフリーで受けた鎌田が右足ボレーシュートで狙うがゴール左へと外してしまう。

18分、左サイドから裏をとられるとそのまま速いクロスを許す。
しかしゴール前でDFが何とかクリアする。

20分には河田が右足で強烈なミドルシュートを放つがGKの正面を突いてしまう。

一進一退の攻防が続く中、試合は意外な展開で動く。
28分、相手GKがゴールキックをショートパスでDFへ送るとDFはそのままGKへとバックパス。
これに河田がプレッシャーをかけると相手GKからスライディングでボールを奪いそのままゴール!アルビSが先制に成功する!

先制直後の31分、左サイドから中央へ折り返されるとそのままミドルシュートを許すが野澤洋輔の正面でしっかりキャッチ。

34分には右サイドからのFK。長崎健人が中央へ送ると田中がヘディングで合わせるが枠をとらえず。

39分、右サイドをドリブルで切り込まれるとそのままシュートを許す。
危ない場面だったがこれは左ポストをかすめてサイドネット。失点を免れる。

試合はアルビSが河田のゴールで1点をリードし前半を終える。

後半に入ると開始早々の46分、左サイドから田中が速いクロスを送ると熊田が競り合ったこぼれ球を河田が左足で強烈なシュート。
しかし相手GKのファインセーブに防がれ追加点とはならない。

続く47分にも河田が右足で強烈なシュート、しかしこれもサイドネットでゴールならず。

55分、左サイドをドリブルで突破されるとそのままクロスを許す。
ゴール前で触られれば失点というシーンだったが野澤洋輔がキャッチする。

56分には左サイドを突破した鎌田が右足でシュート。
DFに当たったセカンドボールを山田が再び狙うがゴール左へ逸れてしまう。

61分にはゴール正面でFKを与えてしまう。
しかし相手のシュートは野澤の正面を突く。

64分、アルビSは最初の交代カード。
鎌田に代えてMF石山大地を投入する。

一方のタンピネスは68分、ついにジャーメイン・ペナントを投入し同点を狙う。

74分、右サイドからのFK、長崎のクロスを河田がヘディングで合わせるがゴール左へ逸れてしまう。

80分、アルビSは熊田に代えてFW三根和起を前線に入れる。

84分には右サイドからのFKをニアサイドで合わせられるがヘディングシュートは枠を越えて救われる。

86分、CKのピンチが立て続けに続く。アルビSはこれを何とか凌ぐ。

すると87分、中盤でボールを奪うとそのままカウンター。
左サイドでボールを受けた石山が右足でファーサイドへクロスを送る。
これを走り込んだ長崎がヘディングで相手GKの頭上を越えるシュートを放ちゴール!
アルビSが試合を決定づける追加点を挙げる!

試合はそのまま逃げ切ったアルビSが勝利!

シンガポールカップ2連覇を果たすと同時にシンガポール史上初の4冠達成!
全タイトル獲得という快挙を成し遂げてシンガポールサッカー界に新たな歴史を刻み、最高の形で2016シーズンを終えた!


2016 シンガポールカップ 決勝

【日時】
2016年10月29日(土)20時 キックオフ

【対戦相手】
タンピネス・ローバーズ

【会場】
ジャランべサルスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 2
タンピネス・ローバーズ 0

【アルビS得点者】
河田篤秀 (28′)
長崎健人 (87′)

【鳴尾直軌監督 コメント】
シンガポールカップ決勝戦はリーグ優勝が決まった後の試合でモチベーションのコントロールが非常に難しい状況でした。リーグ優勝後は2試合で1得点8失点と内容も結果も全く納得のいくものではありませんでした。しかし、今シーズンは敗戦から学び成長することで良い流れを作っていたので、最後の試合もやるべきことを整理してチャレンジ精神を持って臨みました。
タイトルへのプレッシャーは多少あったとは思いますが、それ以上に自分たちの勝負へのこだわりや、それぞれが納得のいく試合にするんだという気持ちが上回り、難しい試合でしたが勝利することが出来ました。
この優勝で前人未到の4冠達成ということで、本当に歴史に残る素晴らしい成績を残せたと思います。
今シーズンは昨年の2冠にリーグ優勝を足した3冠を目標としてスタートしました。また、結果とともにシンガポールリーグに参戦する日本のクラブということで、その存在意義にもこだわり日本人らしいサッカーを表現しようと取り組みました。
まだまだ、すべてに納得のいく状況ではありませんが取り組んだ内容や方向性は間違いではなかったと思います。今後もチャレンジ精神を忘れずに一人ひとりが成長を求める集団であり続けることが重要だと思います。
最後に、4冠という素晴らしい成績を残すことが出来ましたが、これはこれまでの積み重ねの結果だと思っています。これまでのアルビレックス新潟シンガポールの挑戦に関わっていただいたすべての皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

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