シンガポールカップ準々決勝第1戦 新スタジアム初戦で5得点、準決勝に向けて大きく前進!


いよいよ今季のシンガポールカップが始まる。アルビレックス新潟シンガポールはシードのため準々決勝からのスタート。対戦相手は、同様にシードで今日の試合が初戦となるタンピネス・ローバーズFCに決まった。先日3連覇を達成したリーグカップと同じく、この大会も2015年・2016年と2年連続で優勝しており、3連覇となれば大会史上初。自らの価値を証明するだけでなく、シンガポールサッカーの歴史に名を刻むためにも、是が非でも優勝したい。

先週のリーグ戦第16節では、疲れを感じさせないアグレッシブな戦いでゲイラン相手に快勝を収めたアルビS。野澤を中心として、集中した守りで苦しい試合をものにしてきただけにチームの結束は固く、特に、長期離脱から戻った元田が2ゴールと徐々に調子をあげてきているのは好材料。しかし、エース佐野が前節の負傷により今日はベンチスタート、阪本がFWの位置に入り、ケガ明けの中井が先発を務める。

対するタンピネスは現在リーグ第2位。突出した点取り屋はいないが、失点数がアルビSと同じ12と、固い守備をベースに速い攻撃を仕掛けてくる。今季の対戦成績は2戦2勝と、数字だけをみれば愛称が良いと言えなくもないが、過去数年に渡り何度も苦しめられてきた相手だけに全力でぶつからなければならない。しかも、今日の試合会場は先月オープンしたばかりの新スタジアムで、我々にとっては初体験。慣れない環境の中、どれだけアルビらしいプレーを見せられるかがポイントとなってくる。

今日の試合と日曜日のシンガポールカップ第2戦、そして1週間後のリーグ戦第17節と、偶然にもタンピネスとは3連戦が予定されている。今日の試合をいい形で勝利して残り2戦につなげたい。試合は午後7時30分キックオフ!

立ち上がり形を作るのはタンピネス。短いパスをつなぎながらアルビSの両サイドを攻め上がる。決定機には至らないものの、最初の10分間に3本のクロスを許す。

13分、アルビDFラインの間にスルーパスを通され危ない場面を作られるが、野澤が素早く飛び出しキャッチ。

17分、相手ゴール前で短いパスをつなぎ、最後は長崎が左足でミドルシュート。少しずつリズムをつかみ始める。

25分、左サイドを崩され突破を許すと、相手のクロスがアルビDFに当たりコースが変わるが、野澤が落ち着いて処理。

そして26分、アルビSが先制!右サイドで受けた元田がドリブルで中に切れ込み相手を引きつけると、エリア手前でポジションを取る長崎へ優しいパス。これを長崎が右足で豪快に蹴り込みゴール!やや相手ペースの中であげた先制ゴールでアルビSが勢いづく!


豪怪に蹴り込み先制ゴールをあげた長崎は2得点2アシストの大活躍

28分、再び相手陣内でパスをつなぎ、スルーパスに反応しエリア右で受けた中井からマイナスの位置にいた長崎にラストパス。決まったかに思われた長崎のシュートは相手GKのファインセーブに防がれ惜しいチャンスを逃す。

33分、アルビSが追加点!右CKのチャンスから、長崎が蹴ったボールを走り込んだ熊田がドンピシャのヘディングシュート、これが見事にゴールに突き刺さり2点目をゲット!


CKからヘディングシュートを叩き込みチーム2点目をあげた熊田

35分、バックパスの処理を誤りエリア手前でボールを奪われピンチ。数的不利の中、ラストパスをフリーでシュートされるが田中が飛び込みブロック。完全な失点シーンだが、味方のミスを全力でカバーする。


キャプテンマークを巻く稲葉は相手攻撃陣に仕事をさせなかった

その後、お互いチャンスなく前半を終了。試合を支配したとは言い難いが、少ないチャンスを確実にゴールにつなげ、2点のアドバンテージを得て後半にのぞむ。

後半開始!

47分、左からのFKのチャンスでは、秋山が打点の高いヘディングで合わせるがゴール右。

55分、カウンターで右サイドから攻め上がると、前線で受けた中井がためを作り、猛烈な勢いで追い越す元田にパス。元田はエリア内に侵入しチャンスを作るが、ラストパスがつながらず得点ならず。

59分、アルビSが3点目!引いてきた阪本がパスを受けて前を向くと、左サイドをかけあがる長崎にパス。これを受けた長崎は迫ってくる相手DFをかわしエリア左からシュート。右足で放ったキックは見事右サイドネットに突き刺さり、タンピネスを突き放す3点目!

74分、右サイドから速いクロスを入れられ、ニアで野澤が弾いたこぼれ球をつめられるが、ここでもアルビS守備陣が身体を張ってブロックしピンチを切り抜ける。

76分にも攻め込まれエリア内からシュートを許すが、至近距離からのシュートもギリギリでブロック。


頼れる守護神・野澤がチームを鼓舞する

78分、アルビSは元田に代えて佐藤を送り込む。

80分、相手を倒した田中がイエローを受ける。

81分、続いてファールを犯した佐藤にもイエロー。

80分、アルビSを下げて近藤を投入する。

83分、交代で入った近藤がいきなり仕事をする!右サイド阪本から絶妙なクロス、これを近藤がダイビングヘッドで叩き込みチーム4点目をあげる!


交代出場から今季初ゴールをあげた近藤

直後の84分、今度は阪本!カウンターから左サイドでタメをつくると、長崎がじっくり中を見てクロス、ここに走り込んだ阪本がワントラップ後に相手をかわして余裕のゴール!完全に戦意を失った相手にトドメを刺す!


落ち着いて相手をかわしチーム5点目をあげた阪本

87分、アルビSは3人目の交代、長崎を下げて児玉を送り込む。

アディショナルタイム、秋山がイエローを受ける。

ロスタイムも2分を超えたところ、鎌田がエリア内で相手を倒しPK。これを決められ失点する。

そして試合終了。立ち上がりの相手ペースを跳ね返し、効果的に得点を積み重ね終わってみれば5得点。4点差をつけてシンガポールカップ準々決勝第1戦を勝利!


初の試合となるOur Tampines Hubで5得点の勝利!

シンガポールカップ準々決勝第1戦(アウェー)

【日時】
2017年8月10日(木)19時30分 キックオフ

【対戦相手】
タンピネス・ローバーズFC

【会場】
Our Tampines Hub

【スコア】
タンピネス・ローバーズFC 1
アルビレックス新潟シンガポール 5

【アルビS得点者(アシスト)】
26’ 長崎健人(元田龍矢)
33’ 熊田瑠偉(長崎健人)
59’ 長崎健人(阪本翔一朗)
83’ 近藤将誠(阪本翔一朗)
84’ 阪本翔一朗(長崎健人)

【選手交代】
78’ 元田龍矢 → 佐藤皓生
81’ 中井涼太 → 近藤将誠
87’ 長崎健人 → 児玉賢哉

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