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【マッチレポート】首位セイラーズに挑むも、今季初黒星

レポート2025年10月28日



リーグ首位を走るライオンシティ・セイラーズFCとの上位対決となった第4節。ここまで無敗を維持してきたアルビレックス新潟シンガポールにとって、シーズン序盤を占う重要な一戦となりました。

立ち上がりから相手にボールを保持され、自陣で守備に追われる時間帯が続きます。相手にサイドで数的優位を作られる場面が多く、スピードに乗った形から次々と鋭いクロスを送り込まれる展開に。6分、10分と立て続けに決定機を許しながらも、チームは集中力を保ちながら耐え続けました。

序盤はビルドアップで前進する糸口を掴めず、自陣に押し込まれる状況が続きます。そして迎えた18分、右サイドから質の高いクロスを入れられ、中央で合わされ先制点を許します。


22分にはこの試合最初の決定機が訪れます。背後への抜け出しから中埜 信吾選手が相手GKの頭上を狙うループシュートを放ちますが、惜しくも相手GKに防がれます。その後はアルビSが徐々に相手の最終ラインの背後を突く場面が増えた一方で、相手左サイドの10番と29番のコンビネーションによる崩しに苦しめられる展開が続きました。

36分には中埜選手がエリア内で倒されるも、VAR確認の結果PKは認められず。42分にはロングボールの処理からピンチになる場面もありましたが、最後は守備陣が体を張って対応。前半終了間際にはニッキーメルヴィンシン選手が左サイドから仕掛けて好機を作るなど攻撃面にも兆しが見え始めたものの、0-1で前半を折り返します。

後半開始と同時に飯田 晃明選手に代えて石橋 克之選手を投入。攻撃に厚みを出す狙いがうまくハマり、立ち上がりから左サイドを起点とする攻撃にリズムが生まれます。53分にはチョ ウンス選手の鋭いクロスにアラバ選手が頭で合わせるなど徐々にチャンスが生まれ、同点への期待が高まります。



しかしその後は些細なミスから相手に流れを渡してしまう場面が増えます。57分には不用意なパスミスからシュートを浴びますが、クロスバーに救われます。むかえた61分には相手のロングスローから最後は綺麗なボレーシュートで2点目を奪われ、スコアは0-2となります。

68分にはジャレット ギャラガー選手のスルーパスから横畑 匠海選手がエリアに侵入するも、ファウルの判定は得られず。73分には再び相手の左サイドから崩され、決定的なシュートを放たれます。一度は守護神ハッサン サニー選手がセーブするも、こぼれ球を押し込まれて3点目を奪われます。

74分にはアラバ選手と吉岡 直輝選手に代えてダニッシュ カイユム選手とリー ドンヨル選手を投入し攻撃の枚数を増やすと、終盤は高い位置でボールを奪いにいく積極的な姿勢を見せます。86分にはキム テウ選手のロングフィードからリー ドンヨル選手が抜け出しシュートを放つもポスト直撃。最後までゴールに迫り続けましたが、得点は奪うことはできませんでした。



そのまま試合は0-3で終了し、今季初黒星を喫しました。今節の悔しさを糧に、週末から始まるシンガポールカップへ気持ちを切り替え、再び準備を進めていきます。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

【次節情報】
シンガポールカップ 2025/26 第1戦
11月1日(土) 19:30 vs. ゲイランインターナショナルFC
@Our Tampines Hub(アウェイ開催)


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