
アルビレックス新潟シンガポールは11月23日(日)、シンガポールカップ第3戦で今シーズン初対戦となるタンジョンパガーユナイテッドFCをホームに迎えました。
立ち上がりからボールを保持し試合の主導権を握ると、5分にはキム テウ選手のロングフィードに反応したアラバ選手が右サイドを突破してクロスを送り、中埜 信吾選手が合わせますがシュートはおしくも相手GKの正面。
続く14分には前線からの積極的なプレスでボールを奪ってチャンスを作り、28分には吉岡 直輝選手のスルーパスに抜け出した中埜選手がシュートを放つもジャストミートはせずゴールを捉えられません。
32分にはアラバ選手が再びスピードに乗った突破から右サイドを切り裂き、自らシュートを狙いますが、クロスバーの上へ外れます。アルビSは相手左サイドバックの裏を突く形から何度も好機を作りながらもネットを揺らせない時間が続きました。
44分にはジェイデン ヘン選手のサイドへの展開からアラバ選手が早めのクロスを供給し中埜選手が飛び込みますが、決定的な一撃とはなりません。前半アディショナルタイムには横畑 匠海選手のパスに中埜選手が反応し、ヘディングでゴールを狙いますが惜しくも枠を捉えられず、前半は0-0のまま折り返します。
後半開始早々、相手のロングボールからピンチを迎えますが、最後は決定機には至らず難を逃れます。
そして迎えた53分、アラバ選手の右サイドからの鋭い仕掛けからペナルティエリア手前で倒されフリーキックを獲得します。この絶好の位置からのフリーキックを石橋 克之選手が完璧なコースへ叩き込み、アルビSは待望の先制点を挙げます。
57分には、相手にゴールネットを揺らされますが、その直前のプレーでのファウルがVARによって確認され、得点は取り消されます。失点の危機を回避し流れを再び引き寄せると、アルビSは選手交代をうまく活用しながら試合を締めにかかります。
後半アディショナルタイムには、途中出場のチョ ウンス選手がインターセプトからそのままシュートまで持ち込むもGKに阻まれ追加点とはならず。試合は最後の最後まで緊張感が続きました。
迎えた90+8分、相手のロングスローからゴール前が混戦となり、無人のゴールへ押し込まれかける最大のピンチを迎えますが、ここで飯田 晃明選手が身体を投げ出して渾身のクリア。チームを救う値千金の守備を魅せます。
試合は最後まで集中力を切らさなかったアルビSが1-0で勝利し、シンガポールカップ決勝トーナメント進出に大きく前進しました。
【次節情報】
シンガポールカップ 2025/26 第4戦
11月29日(土) 19:30 vs. ホウガンユナイテッドFC
@Our Tampines Hub(アウェイ)
















































