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【マッチレポート】2021 SPL MD21『大量得点での勝利を期した最終節は打ち合いに終わりドロー。2021シーズンは2位フィニッシュ』

レポート2021年10月11日
1位セイラーズ勝点45 得失点差+35、2位アルビS勝点45得失点差+31。
逆転優勝に向け最低6得点差での勝利を目指した2021シーズン最終節は、死力を尽くしましたが、4-4の引き分けに終わりました。別会場ではセイラーズが勝利したため優勝には届かず、アルビSは2位でのシーズンフィニッシュとなりました。




『少なくとも6点取ったところから、本当の勝負が始まる。』とチーム全員で認識を共有して臨むシーズン最終節。メンバーにも攻撃的な変更を加えます。怪我の癒えた坪井選手を左サイドバックの常盤選手に代えて最前線でスタメン起用。そして左サイドバックの位置には普段はアタッカーとしてチームの攻撃を牽引する永澤竜亮選手が入ります。



優勝を信じアウェイ側スタンドを埋め尽くしたアルビSサポーター、そしてチームのプライドをかけて戦うタンジョンパガー サポーターによる大声援で、スタジアムが異様な雰囲気を醸します。

開始早々、いきなり2度のピンチを迎えます。右サイドを連続して突破されると、クロスを中央で合わされますが、どちらも枠を外れます。
ゴールが必要なアルビSは縦に縦にと素早くボールを繋いでタンジョンパガーゴールに向かっていきますが、12分GK古賀選手がビルドアップに参加したところで痛感のパスミス。アナキ選手のロングシュートが無人のゴールへと決まり、先制を許してしまいます。

しかし、ここから怒涛の攻撃を見せるアルビS。
20分、左サイドで得たFKから手塚選手がスピードのあるボールを送ると、坪井選手が胸で押し込んで、試合を振り出しに戻します。
さらに直後のキックオフの流れから自陣でボールを奪うと、手塚選手が前線へロングフィード。抜け出した坪井選手が相手DFを振り切ったと思ったその瞬間、足をかけられPKを獲得します。キッカーを務めた坪井選手はゴール左隅へ力強くボールを蹴り込み、前半23分にようやく1点のリードを得ます。



さらに得点を重ねていきたいアルビS。両サイドのフィクリ選手、ユエン選手がタッチライン際でボールを受けて中央にスペースを作りながら、攻撃を展開していきます。
31分にはフィクリ選手のクロスから坪井選手がボールコントロールしてシュート。さらに33分、谷口選手が相手のパスミスを拾ってシュート。枠を外しますが、勢いを緩めることなくゴールを狙い続けます。



43分、知久選手がボールを持ち上がり、手塚選手、ユエン選手とつなぎます。ユエン選手はボールを外に運ぶ素振りから坪井選手へスルーパス。意表をついた絶妙なコンビネーションから坪井選手はワンタッチでゴールを決めてハットトリック達成。
さらに前半アディショナルタイム2分、左サイドでフィクリ選手がボールを持つと、タンジョンパガーGKとDFの間へアーリークロスを送り込みます。そしてこのクロスを中央で合わせたのはまたしても坪井選手。前半だけで4得点を記録します。



リードを3点に広げて前半を折り返したアルビSは勝負の後半に向けて近藤選手、常盤選手を投入します。

アルビSは前半の勢いそのままにタンジョンパガーゴールに向かっていくと、近藤選手、知久選手、坪井選手にシュートチャンスが訪れるなど着々とチャンスを作り出していきます。この流れのままゴールを決めてリードを広げたいところでしたが、63分、ファスラー選手がアルビS陣内中央付近からロングシュートを放つと、古賀選手の上を超えてゴールに吸い込まれてしまいます。

点差を縮められてしまったアルビSは70分、近藤選手がクロスをあげると、坪井選手が見事なボールコントロールからボレーシュートでゴールネットを揺らします。一度は得点が認められたように思えましたが、ウォーターブレイクを経て、主審によってゴールが取り消されてしまいます。



するとその1分後でした。西川選手のクロスが中央のアナキ選手に収まると、これを押し込まれて4-3。1点差へと追い上げられてしまいます。

諦めずにゴール前にボールを送り込んでいきますが、あと1本が合わずにゴールを決めることができません。
すると86分、左サイドでボールを奪われると、西口選手のスピードに乗ったドリブルからファーサイドへと華麗な同点ゴールを決められ万事休す。

山下選手を前線に置いたパワープレーも行いますが、最後まで得点を取ることができず、試合は4-4で終了。同時刻開催のセイラーズが4-1で勝利を収めたため、2位でのシーズンフィニッシュが確定しました。




観客開催でスタートした今シーズン。オンライン、そしてスタジアムのフェンス外から見守っていただきました。徐々に規制が緩和され、スタジアム内に皆さまをお迎えできるようになってからは、あたたかく、心強くチームをサポートいただきました。
1年間本当にありがとうございました。


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