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【マッチレポート】2度のリードを追いつかれ2-2。3戦連続のドロー。【2022 SPL MD6】

レポート2022年4月6日
ゲイランとのアウェイゲームに臨んだアルビレックス新潟シンガポールは前半7分、ハイプレスからオウンゴールを誘ってリードを奪いますが、31分にズズ選手に単騎突破を許して同点に追いつかれます。しかしその3分後、ショートコーナーから杉田選手がミドルシュートを放つと、これがゴールに吸い込まれて再びリードを手にします。それでも、前半終了間際に同点ゴールを許したアルビSは、後半退場者を出したゲイラン相手にボールを保持して勝ち越しゴールを狙いますが、最後までゴールネットを揺らすことができず、2-2で試合が終了。3戦連続のドローとなりました。



ラマダンに入り、キックオフが20:30と日本人選手にとっては慣れないタイムスケジュールとなった今節。アワ タンピネス ハブへ乗り込み3試合ぶりの勝利を狙います。 対するゲイランについて、吉永監督はシンガポールプレミアリーグのクラブの中でも特に『90分間頑張り続ける素晴らしいチーム』と形容します。その一方で強調されたのは『怖がらずにチャレンジすること』。選手それぞれが自分自身にチャレンジすることとチームとして勝利を追求することを選手に求めます。

メンバーは前節から1人変更。松浦選手に代わって、三本木選手がヤングライオンズ戦以来のスタメン復帰を果たします。

試合開始から相手DFラインにプレスをかけてミスを誘うアルビレックス新潟シンガポール。7分、相手のパスをカットした李忠成選手が、プレスの流れから上がってきた三本木選手へスルーパス。このボールに三本木選手が足を伸ばすと、アブディル選手のクリアがゴールに入り、アルビSが先制に成功。三本木選手はガッツポーズで喜びを表現します。



一方のゲイランは、抜群のフィジカルとスピードを誇るFW ズズ選手をターゲットにボールを回します。そこに対して、針谷選手が予測からうまくポジションを取って仕事をさせない時間が続きますが、31分でした。アルビS陣内中央付近でズズ選手がボールを受けると、小林幹選手、角田選手を振り切り、さらにチェックに来た針谷選手をかわして、そのままミドルシュート。これがゴール右に決まり、同点に追いつかれます。



しかしその3分後に、ショートコーナーの流れから杉田選手がミドルシュートを放つと、これがアブディル選手の頭にあたってゴールへと吸い込まれます。杉田選手の2試合連続ゴールで、アルビSが再びのリードを手にします。



このままリスク管理をしながら押し込んで追加点を狙っていきたいアルビSでしたが、前半終了間際の43分、ゲイラン 佐久間選手のロングフィードをファドゥリ選手に折り返されると、最後はハズワン選手に押し込まれ、またしても追いつかれてしまいます。



迎えた後半、ゲイランが退場者を出したことを皮切りに攻勢をかけるもののゴールに結びつけることができないアルビSは、ニッキー選手に代えて国本選手を投入します。国本選手は今季初出場となったほか、針谷選手をアンカー、そして右サイドに李忠成選手、2列目に小林幹選手と角田選手を配置する新しい並びで残りの時間を戦うこととなりました。



数的不利となって、よりズズ選手への依存度が増したゲイランに対しては、針谷選手や角田選手が中盤で起点を潰しにかかるほか、最後尾でも小林洵選手が睨みを効かせ、ズズ選手を自由にさせません。
ボールを回収してからは国本選手のロングフィードで空いたスペースを狙うほか、杉田選手、大森選手のドリブル突破や小林幹選手のパスからペナルティエリア内へと攻め入っていきます。



アディショナルタイムにかけて攻勢を続けたものの、最後まで1点が遠かったアルビS。試合は2-2で終了し、3戦連続のドロー。1試合消化の少ない首位タンジョンパガーとの勝点差は暫定で2となりました。

次節は4月9日(土)、中3日でタンピネスローバーズと対戦します。 短い準備期間となりますが、コンディショニングと同時に課題の整理を行い、長期中断前最後の試合で勝利を目指します。



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