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主導権を握り続け第2クール初戦を5-0大勝で飾る

レポート2023年5月7日
3週間の中断期間を経て再開したシンガポールプレミアリーグ。
全第3クールの内、第1クールを終えたアルビレックス新潟シンガポールは8試合で7勝1敗。25得点で5つのクリーンシートと首位を走っています。

今節の相手は苦戦が続きリーグ最下位に沈むホウガンユナイテッドFC。中断期間中に監督交代が発表されて初めての公式戦となります。



アルビSのスターティングメンバーは前節と変更なし。
ラマダン期間が終了したため、18時キックオフ。ピッチには暑さと湿気が残ります。

監督交代を行い、スタイルの変更が予想されたホウガンユナイテッド。しかしこの日もシーズン初めから試みている、後ろから繋いでビルドアップするスタイルで勝負してきます。その相手に対してアルビSは前線からプレッシャーをかけて苦しい状況で長いボールを蹴らせ、セカンドボールを回収します。


9分、CB川地功起選手の左足でのフィードから駒木秀人選手が抜け出し、不破将生選手に戻し、久乗聖亜選手に預けます。久乗選手は前を向いてキックフェイントでひとりかわして左足でゴールを狙いますが、枠の上に外れます。

14分、CB岸本駿朔選手のフィードのこぼれを不破選手が拾ってファーサイドへクロス。ファーで受けた横山翔大選手が後ろへ下げると横川旦陽選手がダイレクトでシュート!完璧な弾道にキーパーは一歩も動けません。早い時間にアルビSが幸先よく先制します。



26分、駒木選手の仕掛から得たコーナーキック、小川開世選手のキックを川地選手がファーサイドでフリーで合わせて追加点!


【#4 川地 功起選手】

33分、不破選手のクロスは一度跳ね返されますが、逆サイドを上がった横川選手がプレッシャーをかけて奪うと一人かわしてファーサイドに突き刺します! 前半だけで3点差のリードを奪います。

前向きの守備が得意な横川選手。右サイドバックにポジションを変えてから、前から圧力をかけて奪いチャンスを作る場面は多くありましたが、今回はゴールまでしっかりと結びつけました。

アルビSはホウガンユナイテッドに一切チャンスを作らせることなく、3-0のリードで前半を折り返します。

ハーフタイムでジュンキケンヨシムラ選手に代えて小松慧選手を投入します。

50分、その小松選手がいきなり魅せます。コーナーキックのクリアを横川選手から受けると自陣からドリブル開始。2人をかわすとハーフラインからキーパーの位置を見てロングシュート。キーパーの頭上を超えてゴール!交代直後のスーパープレーに会場のボルテージが一気に上がります。


【#11 小松 慧選手】

その後もセカンドボールをしっかりと回収し主導権を握り続けるアルビSでしたが、67分にはフリーキックで相手をフリーにさせ危ないシュートを受け、89分にもクロスからへディングシュートを受けるもクロスバーに助けられます。

失点ゼロでしっかりと締めたいアルビS。
試合もアディショナルタイムに入り、確実にボールを回すアルビSですが、横川選手が右サイドの深い位置にスペースを見つけると深代選手が裏へパス。
中を見ながら走っていた横川選手がダイレクトでキーパーとDFラインの間に速いクロスを入れると小松選手が飛び込みゴール!
小松選手は45分で2得点、右サイドバックの横川選手はこの日2ゴール1アシストを記録します。

ゴールの直後にタイムアップ。最後まで攻め切り5得点を奪うとともに無失点で試合を完結させました。


【吉永 一明監督】

これでリーグ戦3試合連続のクリーンシートとなります。

リーグ再開を待ち望み、アウェイの地まで駆けつけた多くのサポーターに勝利を届けました。
次節は2週間後の5月21日(日)にライオンシティセイラーズにアウェイで挑みます。


【#11 小松 慧選手】


試合の詳細はこちらから



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