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【マッチレポート】2021 SPL MD3『バレスティア守備陣を崩せず無得点。激しい肉弾戦にスコアレスドロー』

レポート2021年3月22日
開幕2連勝中のアルビSはホームにバレスティア カルサFCを迎え第3節を戦います。 ここまで2試合6得点の攻撃陣を引っ張るのは徳島ヴォルティスから期限付移籍中の坪井清志郎選手。3ゴール2アシストとほぼ全てのゴールに絡み続けており、この試合も攻撃の中心となることが期待されます。
一方のバレスティア カルサといえば並外れたフィジカルを持つズズ選手と星野選手の2トップ、そして中盤のテクニシャン クラジチェク選手のトリオが強力。ズズ選手はベンチスタートとなったものの、試合のどこかで入ってくることが予想され、この3人をいかに抑えるかが試合の注目ポイントとなります。



雷警報の影響で2時間遅れたキックオフの後、最初にボールを保持したのはバレスティアでした。最終ラインでボールを回し、クラジチェク選手が絡んでアルビSの隙を狙います。
すると、15分に警戒していた星野選手に強烈なミドルシュートを打たると、16分には左サイドのスペースを突かれ、素早いクロスを上げられます。ここで古賀選手が弾いたボールがポスト直撃。失点を免れますが、危険なシーンを立て続けに作られてしまいます。



それでも徐々に濡れたピッチにも慣れ攻撃に転じるアルビS。
36分、古賀選手から右サイドの橋岡選手にロングパス。これを受けた橋岡選手はグラウンダーの鋭いボールを中央の谷口選手へ通します。谷口選手はワントラップからのシュートでゴールを狙いますが、枠を捉えることができません。
前半はこのまま両チーム無得点で終了します。



後半開始後は、激しい肉弾戦の様相を呈します。
バレスティアはよりシンプルにゴールを目指してプレーしてきます。星野選手や途中交代で入ったズズ選手めがけてボールを送ってきますが、山下選手、国本選手を中心にアルビSは一歩も引かずにディフェンス。また、そのこぼれ球にも知久選手や後半開始から投入されていた花田選手、高橋選手が果敢に回収を試みます。



中央を固めてくるバレスティアディフェンス陣を左右に揺さぶりながら機を見定めますが、決定的なパスを入れることができません。
時間がジリジリと過ぎ、疲労と焦りが色濃くなってくる中、アルビSに終盤チャンスが訪れます。厚みのある攻撃から常盤選手、坪井選手がシュートを放ちますが、どちらも枠を外してしまい、決め切ることができません。
試合はこのまま0-0のスコアレスドローに終わりました。



「確かに疲労があったが、それはお互いさま。苦しい時に一段階ギアを上げられるようにしていきたい」と橋岡選手は話します。次節も強力なフォワードを要するゲイランとの対戦。タフな試合をものにするため、2週間でまずは回復、そして良い準備をしていきたいと思います。


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