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【マッチレポート】田中選手の今季8点目、出津選手の直接FK弾で逆転!第2クール初戦を勝利で飾る!【2022 SPL MD8】

レポート2022年5月7日
2勝4分1敗の4位で第1クールを終えたアルビレックス新潟シンガポール。首位セイラーズとの勝点差(7試合終了時点)は6で、第2クールでは勝点3を積み重ねていくことが求められます。
その中で、試合前のミーティングでメンバー外の選手をも集めた吉永監督からは『このプレッシャーの中でやれるからこそ、得られるものがある。どの試合もそれぞれが何か得るための試合であり、ミスを恐れずチャレンジ・トライをして未来を変えていこう。このやりがいに喜びを感じてやろう』と力のこもった言葉が伝えられます。
今日の試合だけでなく、残されたリーグ戦21試合1890分間で、それぞれの選手が個人として、チームとして何に向かっていくかを再共有して試合に臨みます。



第2クール初戦となる今節では、開幕前の故障が癒えた国本選手、そして2年間のレンタル移籍から復帰したザマニ選手が初スタメンとなったほか、出津選手も第2節以来の試合復帰を果たします。

前半開始から自陣ゴール前を固めてカウンターを狙うタンジョンパガーに対し、アルビSは田中選手、李忠成選手をターゲットに大森選手、出津選手がクロスを入れる形を中心に攻めていきます。



サイドで自由にボールを持てる時間が続く中、前半20分、大森選手のクロスにゴール前でフリーになった田中選手がヘディングで合わせますが、ゴールの上に外れます。

クロスボール、シュートそれぞれの質を高めていきたいアルビSでしたが、22分、タンジョンパガー陣内でボールを奪われると、パス3本で前線の西口選手へボールが渡ります。大森選手、小林洵選手がチェックにいきますが、猛進する西口選手を止めることができずあっという間にGK古賀選手との1vs1に。
そのまま西口選手にゴール右に流し込まれ、注意していたカウンターから失点を喫してしまいます。



しかし、変わらずゴール前を固めるタンジョンパガーに対し、余裕を持ってボールを運べるアルビSは33分、大森選手のクロスを呼び込んだ田中選手がファーへ流れながらもヘディングゴールを決め切って同点に追いつきます。



勝ち越しゴールを目指すアルビSは37分、大森選手のマイナスのクロスに小林幹選手がワントラップから左足でボレーシュートを放ちますが、タンジョンパガーGKにセーブされてしまいます。



それでも前半終了間際、タンジョンパガーの連携ミスからボールを奪った李忠成選手が倒されてゴール正面、絶好の位置でFKを獲得します。これを蹴るのは毎日のトレーニング後に欠かさずプレースキックの練習を行なっていた出津選手。壁の前に立つブラインドを利用して放ったシュートが見事にゴール左に決まり、アルビSが逆転に成功します。



後半に入ってからも前半同様の展開で進みます。
徐々にタンジョンパガーも前からプレッシャーをかけてボールを奪おうとするシーンが出てきますが、逆にできたスペースを使ってアルビSはチャンスを作っていきます。



ザマニ選手に替わって入った深澤選手は76分、83分とゴール正面からのシュートを狙い積極的な姿勢を見せますが、どちらもゴールの上へ外れ、リーグ初ゴールはお預けとなります。
その後は針谷選手を投入し逃げ切りを図るアルビS。
危なげなく試合を締め、2-1で5試合ぶり、約2ヶ月半ぶりの勝利を飾りました。



思わず安堵の表情が滲み出た選手たちですが、雨の中集まってくださったファン・サポーターの皆さまと喜びを分かち合った後には、すぐさま課題を口にし、次節へ気持ちを切り替える様子がありました。
勝利の喜びと、勝利することの大変さを改めて実感する第2クールのスタートとなりました。

[試合詳細はこちら]



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